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文化財のドローン屋根調査

大阪で文化財屋根調査のお仕事へ。

 

 

台風24号の爪痕がまだまだ残る関西エリア。

 

一般住宅だけではなく文化財まで被害にあっておりました。

 

 

堺市の登録有形文化財の是枝邸

 

ヨーロッパの古城を思わせるようなこの建物、当院の医師、故是枝近有氏が自ら設計した自邸兼診療所で、昭和6年に建築されました。

建築当初は、この付近には多くのため池があり、この洋館も、相賀池というため池に突き出た半島状の場所に、湖畔に建つ城をイメージして設計されました。

外観から眺めると、石造にも見えますが、実は木造。外壁は、人造石を洗い出しにし石造風に仕上げています。施工は村田元蔵。是枝の患者の1人であったといわれています。

外観は4面とも同じデザインとし、頂上部の中央に塔屋を載せています。3階のベランダを支えている1階から立ち上がるコリント式の柱や、壁面の角を丸めたデザインも特徴的です。   堺市HPより

 

この物件、木造4階建てで屋根形状がとても複雑です。

 

 

ご覧の通り

 

そして美しいまでのシンメトリーですね。

 

建物が4階建てなのでドローンでしか点検できません。

というわけで私のところに話がきました。

 

 

 

建設された頃(昭和初期)は周りに何も建っていなかったそうで。

 

さぞかし目立ったことでしょう。

 

さらに使用瓦がドイツ製のセメント瓦という、スペシャル仕様です。

 

当時、洋瓦自体が珍しかったでしょうからドイツから輸入したんでしょうね。

 

さらにさらに・・・

 

ヨーロッパでは当たり前ですが野地無しの通気工法でした。

 

しかもルーフィング無し。

 

これまた初めて見ました。

 

この文化財の修復プロジェクト始まると思うとワクワクしますね。

 

さあどうなることか!

 

 

成田