2022年02月15日
まず何といっても第一位は 棟です
なぜ棟が最初に劣化するかというと 屋根土で 固めただけの 場合が多いからです
屋根土は年数が経過すると砂状になっていき 最終的には崩れてしまいます
ですので いくら 新築時にきちんとした施工がされていたとしても
屋根土は傷んでしまいます
ですので 棟が崩れてきたということは 瓦屋根のメンテナンス時期です
そして第二位は 本谷板金です
瓦屋根の場合 本谷板金に 銅板が使われているケースがあります
特に銅版の場合は 腐食により穴が開きやすくなってしまったりします
ですので 色が変わっていたりすると もう穴が空く寸前というケースが多く こちらも
メンテナンスが必要になってきます
そして最後は 下地の防水シートです
30年以上前の物件は 杉の皮(トントン)が使われているケースが多く
その場合 すでに劣化して乾燥してパリパリになってしまう ほとんど防水性をなさない状態になっているケースがあります
のでその場合は交換が必要になってきます