雨漏れについて

雨漏れの調査に関して

雨漏れに関して、最も難しいのは

「雨漏れ箇所の特定です」

時間も費用も、
ほぼここに集約されるといっても過言では無いんです。

ではどのように、特定するの?

最も簡単なのは押し入れの天袋から小屋裏に入り
箇所を特定させる。

なのですが小屋裏も入れるところと入れないところがあります。

簡単に小屋裏に入れない場合は?

天井を開口するのが最も簡単です。

たとえばこれが雨漏れ箇所だった場合

その周辺の天井をカットします

さあ中を覗いてみましょう

赤枠の箇所から侵入した雨水が
その下の柱を伝わって天井に落ちていました

無事雨漏れ箇所を早めに特定できました。

成田屋では雨漏れ調査のための
天井の開口は
30,000円/箇所で行っております。

開口した天井は
その後どうするの??

雨漏れしている場合
天井もかなり傷んでいますので
どうせなら新しくしましょう

新しく張りなおしました。

1.8m×1.8m程度でしたら
50,000円から工事可能です。

雨漏れが起こる原因って??

屋根からの雨漏れ
その原因について考えてみたいと思います。
まず一番の原因は防水シートです。
実は屋根材の下にルーフィングと呼ばれる
防水シートが張ってあります。



このルーフィングが防水の最後の砦となり
雨水から住宅を守っています。


スレート葺き作業中
スレート材の下にルーフィング(防水シート)が見えます。

瓦がズレていても
割れても雨漏れしない

ですので極端な話
瓦が割れてボロボロでも下地ルーフィングさえしっかりしていれば
雨漏れは起こらないのです。


瓦を外すと下地ルーフィングが見えます。

構造的に瓦の下には多少の雨水が入ります
それを最終的に止めるのがルーフィングの役割です。

「瓦がズレているので雨漏れするのでは?」
「瓦が割れたから雨漏れするのでは?」
と聞かれますが
それだけが原因では
雨漏れは起こりません。

一番の原因はルーフィング

じゃあ、ルーフィングが劣化していたら?
そうなんです。
逆に言うと瓦がいくらきれいでも
ルーフィングがボロボロだったら雨漏れします。
それでは雨漏れが起こりやすい代表的なルーフィングを紹介したいと思います。

塩化ビニールのルーフィング
「ナショナルハイトントン」

30年以上前の屋根に多く使用されてきた「ハイトントン」
塩化ビニル製のため、
熱収縮が大きくルーフィングに亀裂や孔開きが発生してしまいます。
瓦屋根の雨漏りが発生した場合、
「ハイトントン」が原因の場合が多いと言われています。
現在では塩化ビニル製のルーフィングは廃版となっています。

現在のルーフィングも
一長一短

自然素材ルーフィング
「トントン」

トントンと呼ばれる杉の皮を防水シートとして
使っていた時代もありました。
「え!? 杉の皮で防水?」
と思われるかもしれませんが、
実はこれも一長一短です。
現在のアスファルトルーフィングには無い機能
「通気性」という大きな役割があります。

現在では主流の
アスファルトルーフィングにも
欠点はあります。
完全に雨水を防ぐ構造なので
全く通気性を持たせていません。
それが原因で木を腐らせて
しまうこともあります。

ただこのトントン、自然素材なので定期的なメンテナンスが必要です。
劣化してくるとパリパリと割れてしまい雨水を防ぐことが難しくなってしまいます。

雨漏れしていても
すぐには部屋には入らない!?

ルーフィングの状態から見て雨漏れしているのでは?と思い
お客様へそれを伝えますが「雨漏れしていないと思います」ということも多くあります。
そこで気を付けなければいけないのは
「屋根から雨漏りをしていてもすぐには部屋に入らない」ということです。

建物の構造上
雨漏れした場合、雨水が最初に到達するのは
小屋裏です。
部屋と小屋裏は仕切られていて
多少の雨水であれば部屋までは到達しません。

例えばコップ一杯程度の水を床にこぼしてしまった場合
その水が床の下まで染みるか?
と考えると分かりやすいかもしれません。

おそらくその場に大きく広がり
ゆっくり時間をかけ床材に染みていくと思います。

もしそのことが小屋裏でも起こっていたら?
さらに小屋裏は部屋と比べ温度が高く水が蒸発しやすい環境でもあります。
そのため、目に触れぬことのないまま雨漏れは進行してゆきます。

雨漏れは放っておいても
悪化しかしない

雨漏れ修理に関しては
早くやることにメリットしかありません。

雨漏れは放っておいても
悪化しかしないので早めの対応をお勧めします。